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 頭蓋頸椎移行部病変


頭蓋(脳)と頸椎(脊髄)の移行部は重要な部位であり、解剖学的にも特殊な形態をした部位です。頭蓋底部と第1頚椎(環椎)、第2頚椎(軸椎)が移行部にあたり、さまざまな病気により障害されます。代表的なものに、外傷、リウマチ、腫瘍、感染症、先天異常といったものが含まれます。これらの原因疾患により種々の変化が生じますが、代表的なものに環軸椎脱臼症があります。先天異常のなかでは第2頚椎歯突起形成不全(os odontoideum)が最も多く、10才前後の小児では手術に際して慎重な操作と多くの経験が求められます。この部位には、延髄、上位頚髄といった重要な神経組織があり、圧迫を受けるととても危険なことになりかねません。そのためこの部位の治療には、手術手技に習熟した外科医(脊髄外科医)があたる必要があります。前方より口の中から神経除圧を行う経口法は、かなりの経験が必要とされています。また除圧後の脊椎固定術もチタン製のインプラントが一般には使用されており、椎骨動脈などの重要な組織を損傷しないような技術が要求されます。手術用顕微鏡や神経ナビゲーションといった機器が、手術には不可欠です。
私はこの環軸椎脱臼症の治療を以前から行っており、セカンドオピニオンが必要であれば、ぜひご相談ください。

リウマチによる
環軸椎脱臼症
外傷による
歯突起(第2頚椎)骨折
歯突起形成不全に伴う
環軸椎脱臼症(小児例)



■リウマチによる環軸椎脱臼症


(A)(B):前屈、後屈により、環軸椎の位置関係にズレが生じ、脱臼しているのがわかる。
(C):MRIでは頭蓋頚椎移行部で脊髄が圧迫
(D):後方アプローチにて環軸椎を固定し、頚椎の安定性を獲得した。



■外傷による歯突起(第2頚椎)骨折


(A)(B):軸椎の歯突起が基部で骨折し、後方へズレており、MRIでも同部の脊髄を圧迫している。
(C):前方アプローチにて骨折部を貫くスクリューを挿入し、頚椎の安定性を獲得した。



■歯突起形成不全に伴う環軸椎脱臼症(小児例)


(A)(B):前屈、後屈により、環椎と軸椎の位置関係が変わり、脱臼しているのがわかる。
(C):後方アプローチによりスクリュー固定し、頚椎の安定を獲得した。


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